売掛金の入金を待っている間に、仕入れ代金や外注費、従業員の給与などの支払いが迫って困っていませんか。
そのような資金繰りの悩みを抱える事業者にとって、ファクタリングのライジングは相談先の一つです。
ライジングは、保有している売掛金を売却することで、通常の入金期日より前に資金を確保できるサービスを提供しています。
法人だけでなく個人事業主にも対応しており、赤字決算や税金滞納がある場合も相談できます。
この記事では、2026年10月時点の公開情報をもとに、ライジングの特徴や手数料、審査、申し込み方法、利用時の注意点まで詳しく解説します。
初めてファクタリングを利用する方も、ぜひ参考にしてください。
ファクタリングライジングへ相談する前に知っておきたい基本情報
ライジングは、事業者が保有する売掛金の買取りを行い、早期の資金調達を支援するファクタリングサービスです。
借入れを増やさずに運転資金を確保したい事業者にとって、検討する価値のある選択肢です。
ライジングを運営する会社の概要
ライジングを運営しているのは、株式会社ライジング・インベストメントマネジメントです。
東京都中野区に本社を構え、2013年7月に設立されました。
ファクタリング事業だけでなく、経営や資金調達に関するコンサルティング業務も行っています。
資金調達そのものに加えて、事業者の資金繰りに関する相談にも対応していることが特徴です。
売掛金を早期に現金化する仕組み
ファクタリングは、取引先から将来支払われる予定の売掛金を、ファクタリング会社に売却する取引です。
ライジングでは、商品やサービスの提供が完了し、請求済みとなっている売掛金を買取り対象としています。
通常の入金期日を待たずに資金化できるため、仕入れ代金や人件費などの支払いに活用できます。
融資とは異なり、売掛債権の売買契約によって資金を調達する仕組みです。
全国の事業者から相談を受け付けている
ライジングは日本全国の事業者に対応しています。
公式案内では出張買取りにも対応しているため、東京都内から離れた地域で事業を営んでいる場合も相談可能です。
営業時間は平日9時30分から18時までです。
電話だけでなく、問い合わせフォームからも相談できるため、事業の都合に合わせて連絡方法を選べます。
ライジングのファクタリングが持つ主な特徴
ライジングには、初めてファクタリングを利用する事業者にも知っておきたい特徴があります。
契約方式や資金調達の仕組みを理解すると、自社の資金繰りに活用できるか判断しやすくなります。
2社間ファクタリングに対応している
ライジングでは、利用者とライジングの間で契約する2社間ファクタリングに対応しています。
売掛先企業の承諾を得ずに契約を進められる方式であり、取引先との関係に配慮しながら資金調達を検討できます。
ただし、契約条件によって必要な手続きは異なります。
取引先への通知や債権譲渡登記の取扱いなど、気になる点は事前に確認しておくとよいでしょう。
3社間ファクタリングにも対応している
ライジングでは、利用者、売掛先企業、ライジングの3者が関係する3社間ファクタリングも取り扱っています。
この方式では、売掛先企業の債権譲渡に関する承諾が必要です。
ライジングは、売掛先への説明についてサポートする体制も案内しています。
取引先への説明方法に不安がある場合も、担当者に相談できます。
担保や保証人を必要としない
ライジングのファクタリングは売掛金の売買であり、不動産担保や保証人を必要としません。
代表者個人の保証も不要と案内されています。
また、償還請求権のないノンリコース方式を採用しています。
売掛先の倒産などで売掛金が回収できなくなった場合、原則としてその信用リスクをライジングが負担する仕組みです。
ただし、契約違反などに関する責任まで免除されるわけではないため、契約内容の確認は必要です。
ライジングの手数料と買取金額を詳しく解説
ファクタリングの利用を検討する際に、特に気になるのが手数料と買取金額です。
ライジングでは買取条件が公開されているため、相談前に基本的な内容を把握できます。
手数料は1.5%から設定されている
ライジングのファクタリング手数料は、買取対象債権の1.5%からと案内されています。
実際の手数料は、売掛先企業の状況や支払期日までの期間など、個別の条件に応じて提示されます。
例えば、100万円の売掛金を手数料5%で売却する場合、手数料は5万円です。
この場合の買取代金は95万円となりますが、別途発生する費用があれば実際の受取額は変わります。
30万円から5,000万円までの買取りに対応
ライジングでは、売掛先1社につき30万円から5,000万円までの売掛金買取りに対応しています。
さらに、審査によっては上限1億円まで対応可能と案内されています。
少額の運転資金を確保したい事業者から、まとまった資金を必要とする法人まで、幅広い資金需要について相談できます。
ただし、希望した金額が必ず買い取られるわけではなく、実際の金額は審査によって決まります。
法人だけでなく個人事業主も利用対象
ライジングは法人に加えて、個人事業主にも対応しています。
また、創業1年未満の事業者やベンチャー企業についても利用対象として案内しています。
そのため、事業開始から日が浅く、資金繰りに悩んでいる場合も相談できます。
重要なのは、買取対象となる売掛金が存在していることです。
買取対象となる売掛債権
ライジングでは、工事請負代金債権や運送料債権をはじめ、幅広い事業上の売掛債権を取り扱っています。
医療報酬や介護報酬についても対応しています。
一方、支払いが遅延している債権や回収不能となった債権などは、原則として買取対象外です。
売掛金の種類や取引内容が対象になるか迷う場合は、事前に確認しましょう。
ライジングの審査と入金までにかかる時間
急いで事業資金を確保したい方にとって、審査の考え方や資金化までの日数は重要です。
ライジングは、売掛先企業の信用力を重視する審査方針を案内しています。
赤字決算や税金滞納があっても相談可能
ライジングでは、赤字決算や金融機関への返済条件変更、税金や社会保険料の滞納がある事業者についても相談を受け付けています。
利用者自身の財務状況だけでなく、売掛先企業の信用状況も重視して審査するためです。
ただし、これらの事情があっても必ず審査に通過するという意味ではありません。
売掛債権の内容や売掛先の状況などによって判断されます。
最短即日対応で通常3営業日が目安
ライジングでは、最短即日の対応が可能と案内しています。
通常は3営業日程度で契約完了となることが目安です。
ただし、申込時間や必要書類の準備状況、審査内容などによって実際の日数は変わります。
希望する入金日が決まっている場合は、できるだけ早く相談することが大切です。
必要書類は申し込み前に確認する
審査を円滑に進めるためには、売掛金の存在や取引実態を確認できる資料を準備することが重要です。
一般的なファクタリングでは、請求書、取引契約書、入出金履歴などが確認資料になる場合があります。
ただし、ライジングが要求する必要書類の確定的な一覧は公開情報だけでは確認できません。
申し込み時に担当者へ確認し、指定された資料を準備しましょう。
ライジングへの申し込み方法と契約までの流れ
ライジングを利用したい場合は、最初に無料査定や問い合わせから相談を始めます。
資金が必要な時期や売掛金の内容を整理しておくと、手続きを進めやすくなります。
最初に電話や問い合わせフォームで相談
ライジングでは、電話と公式サイトの問い合わせフォームから相談を受け付けています。
電話番号は0120-039-456で、受付時間は平日9時30分から18時までです。
問い合わせフォームでは、会社名、所在地、希望金額、希望するファクタリング方式などを入力する項目が設けられています。
メールでの問い合わせは24時間受け付けていますが、対応が営業時間内になる場合もあります。
売掛金の内容を伝えて査定を受ける
相談後は、売掛金の金額や支払期日、売掛先企業の情報などを伝え、買取条件を確認します。
必要な資料や審査手続きについては、担当者の案内に従って準備しましょう。
この段階で、希望する資金調達額や入金希望日を具体的に伝えることが大切です。
利用可能な契約方式についても相談できます。
提示された契約条件を確認する
査定結果が提示されたら、手数料や受取金額、振込時期、契約上の義務などを確認します。
ライジングでは、利用者がファクタリングのメリットやデメリットを理解したうえで契約できるよう、説明を行う方針を案内しています。
不明点を解消し、条件に納得できた場合に契約へ進みます。
契約成立後は、合意した条件に従って売掛金の買取代金が支払われます。
ライジングを利用する前に確認したい注意点
ライジングのファクタリングを有効活用するには、資金調達のメリットだけでなく、契約条件や費用も理解しておくことが大切です。
事前確認を行うことで、納得したうえで申し込みを進めやすくなります。
実際の受取金額を確認する
ライジングの手数料は1.5%からですが、すべての契約に最低手数料が適用されるわけではありません。
また、振込手数料は利用者負担と案内されています。
契約前には、売掛金額から手数料などを差し引いた最終的な受取金額を確認しましょう。
資金繰り計画に必要な金額を確保できるか判断することが重要です。
売掛金の入金後の取扱いを確認する
2社間ファクタリングでは、売掛先から利用者へ売掛金が支払われる場合があります。
その場合、契約に従ってライジングへ回収金を引き渡す手続きが必要になります。
回収した売掛金を自由に使えるわけではないため、入金後の管理方法も事前に理解しておきましょう。
3社間ファクタリングでは売掛先からの支払方法が異なるため、選択する方式に応じて確認が必要です。
継続利用する場合は資金繰りを計画する
ライジングは、売掛先ごとに買取枠を設定し、その範囲内で継続的な利用にも対応すると案内しています。
定期的に売掛金が発生する事業者にとって、資金繰りを考えるうえで役立つ仕組みです。
ただし、ファクタリングを利用するたびに手数料が発生します。
将来の入金予定や支払い予定を整理し、必要な金額とタイミングを考えながら活用することが大切です。
まとめ
ファクタリングのライジングは、売掛金を早期に現金化したい法人や個人事業主にとって、相談先として検討できるサービスです。
2社間・3社間の契約方式に対応し、手数料は1.5%から、買取金額は30万円から5,000万円を基本として案内されています。
赤字決算や税金滞納がある場合も相談でき、最短即日の対応が可能な点も特徴です。
ただし、実際の手数料や買取金額、入金日などは審査によって異なります。
ライジングでは無料査定を案内しているため、まずは売掛金の内容と必要な資金額を整理し、相談してみるとよいでしょう。
条件を十分に確認したうえで活用すれば、事業の資金繰りを整えるための有力な選択肢となります。
